夢で泣くのは、実は良いことだって知ってた?夢占いでは、泣く夢は吉兆とされ、幸せな生活が待っているサインなんです。特に、思いっきり声を上げて泣く夢なら、幸運が舞い込んでくる予感!仕事がうまくいく暗示の夢もあります。それは、自分が泣いているのに声が出ない夢。まるで、現実で我慢している感情を夢で発散しているみたいですよね。

夢で泣くのは、日頃のストレスや我慢している感情の表れとも言われています。例えば、こんな夢を見た人がいるんです。

ある24歳の女性は、仕事は楽でストレスもないのに、夢で激しく泣いていました。家族がどんなに慰めても泣き止まなかった彼女が、やっと落ち着いたのは、亡くなった姪っ子の墓前で、お供えをした後でした。彼女は、生前とても仲良しだった姪っ子を亡くした悲しみを、夢で表現していたんですね。

実は、この女性は姪っ子の葬儀の夜にも夢を見ていました。姪っ子が夢に出てきて「もう行くね」と言ったので、彼女は「ご両親のことは私に任せて」と答えたそうです。最初の夢は、姪っ子を失った悲しみを乗り越えようとする彼女の心の葛藤を表していると考えられます。二番目の夢は、姪っ子の死を受け入れ、前向きに生きようとする彼女の決意を示していると言えるでしょう。

また、別の24歳の女性は、毎晩のように夢で泣いて、枕を濡らしてしまうほどでした。彼女は、亡くなったおばあちゃんがよく夢に出てきて、「ただいま」と寝室のドアに立っているのを見るそうです。彼女は怖がるというより、何とも言えない圧迫感を感じて、声を出さずに泣いてしまうと言います。

この女性の場合、夢で泣くのは、まるで赤ちゃんのようです。赤ちゃんは何かしてほしいことがあるのに、うまく伝えられない時、泣いて訴えますよね。もしかしたら、彼女も無意識のうちに、おばあちゃんに甘えたい、守ってほしいという気持ちを、夢で表現しているのかもしれません。おばあちゃんは亡くなってしまいましたが、彼女の中で、おばあちゃんの存在は今も大きく、それが彼女の心の奥底にある寂しさや不安を刺激しているのかもしれません。